コラム

事例からわかるPinterest広告の特長と活用方法

事例からわかるPinterest広告の特長と活用方法

2022年6月より、日本でPinterest(ピンタレスト)広告が利用可能になりました。

世界で多くの利用者が存在しており、日本でも若年層を中心に利用者数を伸ばしているPinterestは、今後注目したい媒体のひとつです。

 

利用してみたいけど「どんな広告媒体かわからない」「効果が出るかわからない」と思ってなかなか始めることができないマーケターや企業さまに向けて、Pinterest広告の特長や配信とトーチライトの事例をご紹介します。

 

そもそもPinterestとはどのようなアプリで、どんなユーザーが利用しているか知りたい方は、以下記事もぜひご覧ください!

 

Pinterestの特長とユーザーの利用方法とは?

 

 

TOPICS
Pinterest広告でできること
活用方法を事例とあわせてご紹介
おわりに

Pinterest広告でできること

4つの目的から企業の課題や目標に応じて配信方法を選択できる

Pinterest広告は、以下の4つの目的から選択することが可能です。

  1. ブランド認知キャンペーン
  2. 動画視聴キャンペーン
  3. 比較検討キャンペーン
  4. コンバージョンキャンペーン

 

広告を配信するうえで、キャンペーン目的の選択は非常に重要なポイントです。

達成したいゴールに合わせたキャンペーン目的を選択し、長期的に広告の戦略を組み立てましょう。

 

 

掲載面を指定して配信できる

掲載面は、ホームタブ・検索タブ・関連するピンの3種類があり、広告を表示させたい場所を指定することができます。

 

 

広告の場合、画像か下部に広告である旨が表示されますが、どの掲載面もオーガニック投稿と見え方は大きく変わらないので、広告という潜入感をもたずコンテンツを表示させることが可能です。

 

 

多数のコンテンツフォーマットで表示方法はさまざま

Pinterestでは、さまざまなコンテンツフォーマットがあり、画像ピンから複数の画像を用いたコレクション、カルーセルなど複数の表示方法が用意されています。

訴求したい商品やブランドをどのように表示させたいかをじっくり検討し、さまざまなフォーマットに挑戦することを推奨しています。

 

 

 

さまざまな種類のターゲティング

どの広告配信でも重要なのが、誰に向けて広告を配信するか(=ターゲティング)です。Pinterest広告はデモグラを初め、エリアや興味関心・キーワードなど設定できます。

 

 

Pinterestは、「やりたいこと」の新しいアイデアを見つけ、何をするか、何を購入するかインスピレーションを与えるメディアなので、広告配信では興味関心の設定をしっかり行い、訴求したい商品やブランドの領域に関心が高いと思われるユーザーを中心に情報を届けることで認知や購買につながる可能性がアップします。

 

参考:ターゲティングオプションを確認・選択する

 

 

活用方法を事例とあわせてご紹介

では、トーチライトで運用した広告配信事例をもとに活用方法をみていきましょう!

オンラインでの売上を伸ばすことを目的に、オンラインでのマーケティング施策を多数行っている、とある企業さまの事例をご紹介します。

 

 

広告配信で商品の認知度向上〜購入までの導線をスムーズに

自宅での収納に課題を感じていて、今よりもっと賢く収納をしたいと思っている人へ商品のメリットを訴求するためにPinterest広告を利用しました。

広告クリエイティブは今回認知を高めたい商品を使い「おしゃれで上手な収納方法」を見せることでユーザーに興味・関心を惹きつけて、直接ECサイトへ誘導してすぐに購入できるように導線を引きました。
クリエイティブで使用イメージを見せるだけではなく、商品を認知して詳細ページまで誘導することで興味関心・比較検討フェーズへ引き上げることが狙いです。

 

 

広告を見て内容を気に入ったユーザーは、画像をピン(保存)することで、いつでもその画像を見返したり、収納のアイデアをインプットすることができます。さらに、収納方法のアイデアを与えるだけではなく、画像からショップサイトへ誘導できるようにリンクを設定することで、気になっていた商品をその場で購入できるのです。

このように目的・戦略を明確にした上で広告配信を行うことが重要です。

 

 

複数の掲載フォーマットや目的に合わせたキーワードで興味・関心が高いユーザーへ情報を届ける

配信目的は、広告の狙いや戦略に合わせ選択をしましょう。今回の場合は、ユーザーを「認知」から「興味関心」フェーズへ引き上げるために、ショップサイトへのサイト誘導を配信目的として設定しました。

 

ユーザーの目に触れるフォーマットは1つだけではないので、複数のフォーマットを活用することでさまざまなアプローチをすることが可能となるので、実際に配信する際は複数フォーマットを使って配信することがおすすめです。

 

配信セグメントは、デモグラでセグメントを狭めず、興味関心にあった収納関連のキーワードを詳細に設定しました。これにより実際にPinterestで「収納方法」について調べているユーザーに効率よく配信をすることができました。

 

 

Pinterest広告から約4割のユーザーがサイトに遷移

実際に広告配信を行った結果、配信内容に興味を持ってクリックしたユーザーのうち、約4割はショプサイトへ遷移して実際の商品情報を見たという結果が出ました。

 

 

今回のPinterest広告で認知した半数近くのユーザーを比較検討フェーズに引き上げることができたのです。
商品の価格や機能の訴求ではなく、実際に商品を活用しているイメージを配信するため、他の広告媒体より「自分ごと化」がしやすい点がPinterestで広告を掲載する大きなポイントとなります。

また、設定したキーワードのなかで「洋服 収納」「収納 アイデア」など関連したワードの反応が良く、今回のキャンペーンの狙いどおりターゲットであるユーザーにしっかり情報が届き、商品情報まで見てくれたことが分かりました!

※2022年実施のデータを参照しています

※配信結果は企業様により変動がございますのでご留意ください
※本数値は保証数値ではございません。

 

 

おわりに

いかがでしたか?
Pinterest広告はビジュアルがメインとなるため、ユーザーが実際の商品を使用しているイメージを想像しやすく、キーワード設定をすることで、ターゲットとなるユーザーに商品情報や活用イメージを届けることができる媒体です。

まだ活用している企業は他の媒体と比べて少ないですが、商品の認知や購入検討・ECサイトへの誘導を促す施策をしたいと考えている際は、一度試してみてはいかがでしょうか?Pinterest広告が気になったら、ぜひ弊社トーチライトにご相談くださいませ。

 

 

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