コラム
LINE公式アカウントは、企業の担当部署もしくは担当者が運用していたり、店舗ごとに担当者を置いて運用したりとやり方は千差万別ですが、いずれの運用でもぶつかる共通の悩みは「友だちが増えない」ではないでしょうか。
こちらの記事では、友だちを増やす手法と、どのような施策検討していく必要があるかをご説明します。
「友だちが少ない!でも、友だちを増やすにはどうしたら?」「思うように友だち数が伸びない・・・」そんな方におすすめの施策も含めてご紹介していますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
LINE公式アカウント運用をしている「とにかく友だちを増やしたい!」「ユーザーとの接点を増やしたい!」そんなあなたに、今回は、友だちを増やす手法のご紹介と検討する際の重視するポイントを合わせてご紹介します。
「友だちを増やす手法ってどんなのがあるの?」「色々と商品がありそうで、よくわからない...」
そんなお悩みを解決できるヒントが見つかるかもしれません。ぜひ日々のLINE公式アカウント運用にお役立てください。
- TOPICS
- LINE公式アカウントにおける友だちを増やすための広告施策とは?
- LINE公式アカウント友だち獲得をしたいなら「量」と「質」どちらを重視する?
- 「量」を重視したLINE公式アカウント友だち獲得施策
- 「質」を重視したLINE公式アカウント友だち獲得施策
- おわりに
LINE公式アカウントにおける友だちを増やすための広告施策とは?
はじめに、LINE公式アカウントの友だち追加ルートは2種類あります。
それは「自然流入」と「広告施策からの流入」です。
まず「自然流入」からご説明します。
「自然流入」とは、友だち追加用のQRコードから友だちになってもらったり、LINEの友だちリストから検索して友だち追加してもらうなど、これらのやり方を指します。
つぎに「広告施策からの流入」ですが、「広告施策からの流入」はLINE社が提供する広告メニューを活用して、友だちを増やすことを指します。
今回は「広告施策からの流入」について触れて行きます。
LINEの広告施策には大きく分けて、2種類の広告商品があります。「純広告」と「運用型広告」です。
「純広告」とは、媒体社によって購入単位や価格が決まっており、必ず人の仲介により事前に申し込み・在庫確保がなされる広告メニューのことで、広告枠を一定期間購入して広告素材を入稿すると、掲載期間が終了するまで配信されます。こうしたことから、運用型と対比し「予約型広告」と呼ばれることもあります。
つぎに、「運用型広告」とは、媒体の管理画面を通じて、ターゲットや予算、クリエイティブ(配信内容)を自由に変更し、調整を随時行いながら広告運用ができるネット広告です。
ターゲット設定については、特定の性別や年齢、地域といった属性ではもちろん、ユーザーの興味関心やWEBサイトの訪問履歴といった行動パターン別にもピンポイントに狙い撃ちできます。
純広告と運用型広告の特徴
<純広告>
①スポンサードスタンプ
②ダイレクトスタンプ
③CPDスタンプ
④Friends Swipe AD
⑤Friends Video AD
*①~③は主にスタンプを使った施策で、④⑤はLINEポイントを使った施策となる。
<運用型広告>
①友だち追加広告
LINE社が提供する「LINE広告」という商品の中の1つで、友だち追加を目的とした広告商品です。
次からは、それぞれの商品の内容にも触れつつ、主な施策の特徴について説明します。
LINE公式アカウント友だち獲得をしたいなら「量」と「質」どちらを重視する?
LINE公式アカウント運用で「友だち獲得をしたい!」となったとき、まず考えるべきことは、「量」と「質」のどちらを優先させたいかということです。
「量」を優先させると、インセンティブをフックに友だちを集めるので、友だちは多く獲得できるものの、質はそこまで高くはないかもしれません。
ただ、ある程度ブロックをされても、そもそもの母数が多いため残るユーザーの数は少なくないでしょう。残ったユーザーのロイヤリティは幅広くあるため、それぞれのロイヤリティに合わせた施策が重要となります。
「質」を優先させると、細かいターゲティングが出来る広告商品を利用していくため、現状の友だちに近い属性や興味関心を持っているユーザーや、狙っているターゲットを獲得できる可能性が高いです。ただ、量は確保できるとは言えないためユーザーにブロックされないよう施策を考えていく必要があります。
しかし、「量」重視に比べてユーザーのロイヤリティは幅広くはないので、ロイヤリティごとのアプローチが非常にしやすい傾向にあります。
また、金額や特徴もさまざまですので、「量」と「質」どちらを重視して、施策をおこなうのか検討していくことが必要です。
次からは、「量」重視と「質」重視、それぞれの施策についてご紹介したいと思います。
「量」を重視したLINE公式アカウント友だち獲得施策
「量」を重視した場合は、冒頭で紹介をした純広告「スタンプ施策」と「LINEポイント施策」がおすすめです。
・スタンプ施策
主にスタンプを使って友だち獲得をする施策のことで、さまざまなメニューが揃っています。以下の項目ごとに特徴を挙げていきます。
①掲載面:スタンプショップ ※商品によって掲載有無あり
②課金方法:商品により一括支払い or 従量課金
③ターゲティング:商品によりターゲティング可能
④期間:商品ごとに掲載期間の指定あり
出典:https://www.linebiz.com/jp/service/line-promotion-sticker/
・LINEポイント施策
主にLINEポイントを使って友だち獲得をする施策です。以下の項目ごとに特徴を挙げていきます。
①掲載面:LINEポイントクラブ
②課金方法:指定地点で課金
③ターゲティング:ターゲティング可能
④期間:商品ごとに掲載期間の指定あり
出典:https://www.linebiz.com/jp/service/line-point-ad/
今回は「量」重視か「質」重視かでご紹介をしているので、こちらはあくまで大枠のご説明となります。
それぞれの施策の細かい内容を知りたい際は、こちらの記事をご参照ください。
・スタンプ施策→https://portl.social/column/20220224-a6/
・ポイント施策→https://www.linebiz.com/jp/service/line-point-ad/
「質」を重視したLINE公式アカウント友だち獲得施策
「質」を重視した場合は、冒頭で紹介をした運用型広告「友だち追加広告」がおすすめです。
・友だち追加広告
友だち追加広告とは、友だちを獲得するための広告のことでLINEアプリ内の広告配信面にて配信されます。これは運用型広告なので、広告主あるいは代理店へ運用代行依頼が必要となります。
以下の項目ごとに特徴を挙げていきます。
① 掲載面:トークリスト、LINENEWS、LINEVOOM
②課金方法:友だち追加時点で課金
③ターゲティング:柔軟にターゲティングが可能
④期間:縛りなし
出典:https://www.linebiz.com/jp/service/line-official-account/cpf/
こちらも、先述した「量」重視と同様に、あくまで大枠のご説明となります。
それぞれの施策の細かい内容を知りたい際は、こちらの記事をご参照ください。
・友だち追加広告→https://www.linebiz.com/jp/service/line-official-account/cpf/
おわりに
ここまで、LINE公式アカウント運用において不可欠な「友だちを増やす」手法と、どのような施策があるかご紹介しました。友だちを増やす方法を検討する際には、「量」と「質」、どちらを重視するのかを踏まえて、そのLINE公式アカウントに適した広告施策を考える必要があることがわかりました。
このように、友だち追加施策はたくさんありますが、目的を整理したうえで積極的に活用していきたいですね。
トーチライトでは、LINE公式アカウント運用の戦略設計から友だち数の推移シミュレーションを作成しながら、企業のLINE公式アカウント運用のお手伝いをしていますので、小さなことからでもお気軽にご相談ください。
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