コラム

今やTwitter上でたくさんの企業が活用しているTwitterキャンペーン。
キャンペーン対象のツイートに、リツイートやハッシュタグ投稿など指定のアクションを行うだけで簡単に参加することができます。日常の隙間時間に気軽に参加でき、デジタルコンテンツを楽しめるのがTwitterキャンペーンの魅力です。
企業はTwitterキャンペーンをきっかけにアカウントの注目度が上がり、多くのユーザーから拡散され認知度が向上します。さらに、普段のツイートや広告だけではリーチしにくい新しいフォロワーを獲得することも可能です。
一方で、実際にTwitterキャンペーンを実施すると多くのユーザーが参加されるため、抽選の手間が多く発生してしまいます。
そこで今回は、そんな手間を省いて効率良くTwitterキャンペーンが実施できるTwitter APIを活用した手法と特徴を4つご紹介します。
今から紹介する4つは特によく活用されている手法なので、Twitterキャンペーンに興味がある方や、興味はあるものの何から取り組めば良いのかわからないと悩んでいる方必見です。
その場で当落が届くインスタントウィン
まず始めにご紹介するのは、インスタントウィンというユーザーが企業アカウントをフォローして対象のツイートにアクションを行うと、すぐに当落結果がリプライで届くといった手法です。
当選したユーザーには、リプライに加えて当選の詳細が書かれたダイレクトメッセージ(DM)も届くので、インセンティブがタイムライン上に漏洩する心配はありません。
インスタントウィンは、Twitter APIを使って即時に当落判定やリプライを送信するため、ユーザーはすぐに当落結果を知ることができます。
さらに、企業アカウントがキャンペーン対象のツイートを毎日投稿することで、1人のユーザーが期間中に毎日同じキャンペーンに参加することが可能です。
ユーザーがリアルタイムでキャンペーンを楽しむことができることから、参加数や新規フォロワーの獲得がもっとも見込めるメニューと言えます。Twitterキャンペーンのなかでもっともポピュラーで人気の高い手法です。
しかし、インスタントウィンを実施するだけで必ず良い効果が出るわけではありません。長期間実施する場合は特に、ユーザーを飽きさせないようにキャンペーンツイートのテキストやクリエイティブを工夫する必要があります。インセンティブに関しても、多くのユーザーを惹きつけるようなものを毎日一定数用意して、ユーザーに毎日楽しく参加してもらう工夫をしましょう。
即時で参加者全員に返信が届くインスタントリプライ
続いてご紹介したいのが、キャンペーン対象のツイートにアクションを行うと、企業アカウントから即時でリプライが届くという手法です。各APIツールでさまざまなメニュー名がありますが、トーチライトではインスタントリプライと呼んでいます。
インスタントリプライは当選・落選という概念が無く、参加者全員に画像や動画などプレゼントする時に活用できるので、特にキャラクターやゲーム、シリーズものとの相性が抜群です。
またリプライを複数用意することで、参加者それぞれにランダムでリプライが届くため、占いやガチャなどの企画によく使われ、参加者に「どのリプライが届くのかな」というワクワク感を味わってもらえることが特徴です。
また、Twitter APIによりキャンペーンアカウントから直接リプライが届くので、ユーザーはその企業とコミュニケーションを行っている感覚になり、より身近に感じてもらえます。
通常のアカウント運用では、1人1人のユーザーに対して返信することは難しいですが、インスタントリプライはすべての参加者にリプライを自動で送ることができます。企業や商品に好意を持ってキャンペーンに参加してくれたユーザーに対して、それに応じたメッセージやデジタルコンテンツ、特別な情報をすぐに返すことで、ユーザーとのコミュニケーションを簡単に実現することができます。
ポストウィンで応募者の中から抽選
3つ目は企業アカウントをフォローして、キャンペーン対象のツイートにアクションを行って参加すると、後日当選者のみDMで当選通知が届くもっともシンプルな手法です。この仕組みもAPIツール各社によって名称が異なりますが、トーチライトではポストウィンと呼んでいます。
後日当選者にDMを送るので、企業アカウントをフォローする必要があります。そのため新規フォロワーを獲得するにはピッタリです。
ポストウィンは対象ツイートへ指定のアクションをするだけで簡単にプレゼントキャンペーンに参加できるのが特徴です。当選発表もTwitter上で完結し、郵送が必要な商品に当選した場合のみ個人情報の入力などを行えば良いため、ユーザーは興味があるキャンペーンに気軽に参加することができます。
また、ポストウィンは当選ユーザーを企業側で選ぶことができます。自社や商品のファンを当選させると、応募終了後にもキャンペーンに関連したツイートをしてくれる可能性もあるので、応募方法やインセンティブを工夫することも重要です。
この仕組みはTwitterの基本機能だけでも実施できますが、前述のとおり参加者がリスト化されていないため抽選の手間がかかり、多くの作業工数が発生してしまいます。
APIツールを使うと、応募ユーザーをリストで管理したり、たくさんのDMを簡単に送付できたりするため、ツール導入をおすすめします。
指定日に参加者全員リプライが届くリマインダー
最後にご紹介したいのは、キャンペーンツイートに記載の指定アクションを行うと、指定した日に企業アカウントからリプライが届くリマインダーと呼ばれる手法です。
参加者全員へ指定日に一斉にリプライを送付するので、後日参加者全員に対して画像や動画などプレゼントする際に活用することができます。
この仕組みはプレゼントキャンペーン以外でも使われることが多く、工夫次第でとても有効的に活用することができます。下記のような場面は、特に有効的です。
- テレビ番組の放送日当日
- 雑誌・漫画の新刊発売日
- 新しいコスメのローンチ日
- 音楽の配信日
- DVD・ゲームの予約開始日
リマインド通知は参加者宛てに送付されるため、ユーザーは逃したくない情報をTwitter上で確実に受け取ることができます。また、参加者へリマインド通知とともに限定動画などを一緒に送付するとさらにユーザーに喜ばれるので、リマインダーを行う際はぜひ試してみてください!
おわりに
いかがでしたか?
Twitterは企業からの一方的な情報発信になりがちですが、それぞれの目的に合わせた最適なキャンペーンを実施することで、企業とユーザーによるコミュニケーションが実現できます。
皆さんも、日頃のアカウント運用や広告出稿に加えてTwitterキャンペーンも取り入れてみてください!
今回はAPIを活用したTwitterキャンペーンの手法を4つご紹介しましたが、メニューの使い方やクリエイティブ、参加方法を工夫するだけで、ユニークで有効的なTwitterキャンペーンを実施することもできます。
次回は一味違ったTwitterキャンペーンを実施するために工夫すると良い方法をいくつかご紹介しますので楽しみにしていてください!
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