コラム
「LINE公式アカウントで販促していきたいけれど、具体的にどんな方法があるの?」
「メリットや成功事例を知りたい」
このようなお悩みの方はいませんか?
LINE公式アカウントは、幅広い企業や店舗で運用され、集客や販促に役立つ重要なコミュニケーションツールになっています。
そこで本記事では、LINE公式アカウントで販促する方法をご紹介していきます。記事後半では販促の活用事例までお伝えします。
本記事を読んで、効率よく販促していきましょう!
- TOPICS
- マーケティング担当者が陥る、販促の現状課題
- LINE公式アカウントが販促に適している理由
- 企業がLINEを運用して販促を促進する事例
- メッセージや機能を有効活用して友だちとコニュニケーションをとり、効果的な販促をしていこう
マーケティング担当者が陥る、販促の現状課題
マーケティング担当者が販促に関して直面する悩みや課題は多岐にわたりますが、
以下のような課題が挙げられます。
1.顧客ニーズに関する課題
・顧客のニーズに適した最適なコミュニケーションを取るにはどうすれば‥.
2.顧客の声の活用に関する課題
・アンケートを実施したものの、アンケート内容を反映した施策って‥
3.顧客に対する情報発信方法に関する課題
・顧客に届きやすく、より見てもらえる手法って…
上述したような課題は、全てLINE公式アカウントで叶えることができます!
LINE公式アカウントが販促に適している理由
LINEで販促することをおすすめする理由は以下の3つです。
1.データを活用して顧客ニーズに合わせた配信が可能
LINE公式アカウントは、顧客属性に基づいたセグメント配信や過去の行動データに基づいたメッセージ配信などが可能です。顧客データをもとにメッセージ配信や施策を行うことで、顧客のニーズを捉えたコミュニケーションを実現することができます。
2.ユーザー参加型で顧客の声が反映される機能が豊富
LINE公式アカウントには、自動応答機能やアンケートなど顧客の声を調査することが可能です。
LINEでアンケートを一括実施することで、結果まで自動集計し手間をかけずに分析を行い、具体的な施策に反映させることができます。
さらにはアンケート結果に基づいたおすすめ商品を表示したりメッセージ配信を後日行ったりすることで、購入を促進することが可能です。
3.ユーザーへのこまめな情報発信で購入を促すことが可能
LINEで情報を届けることは、以下のようにさまざまなメリットがあり購入に繋がりやすいです。
①高い開封率
メッセージの開封率がメールなどの他のチャネルに比べて高いです。
②リアルタイム性
LINEを利用することで、顧客にタイムリーな情報を届けることが可能です。
特に、期限が近いセール情報などでは大きなメリットです。
③エンゲージメントの強化
顧客との接点を増やすことで、自社との関係性を深めるとともに顧客のロイヤルティを向上させることが可能です。
LINE公式アカウントを通じて適切な内容・タイミングで顧客とコミュニケーションを行うことができ、顧客の購入を後押しすることに繋がるため、販促活動におすすめしたいツールです。
次章では、販促の課題解決に繋がるLINE公式アカウントの有効的な活用方法をご紹介します。
企業がLINEを運用して販促を促進する事例
ここからはLINE公式アカウントを活用した販促事例を解説します。
〜データを活用した事例〜
1.LINE公式アカウントを活用して売り上げアップ!ユーザーへの購入促進方法【株式会社デジタルガレージ】
韓国発のセルフジェルネイルブランド「ohora(オホーラ)」は、マーケティング戦略の重要チャネルとしてLINE公式アカウントを運用しています。
同社のメッセージ配信は、カートに商品を入れたものの、購入までは至らずそのままにしている人に向けて購入を促しているところがポイントです。(=”カゴ落ち”ユーザー)。この際LINE Tag(※1)のトラッキング情報を基にしたオーディエンスデータ「ウェブトラフィックオーディエンス」(※2)を活用することで、”カゴ落ち”ユーザーへピンポイントに購入を促すメッセージを配信できます。
このような工夫の結果、LINE公式アカウント経由の売り上げは、導入当初と比較して3倍まで増加しました。
この事例ではLINE Tagをベースにデータ活用し、顧客のフェーズに合わせてアプローチすることで、メッセージを受け取った顧客は受け取ったメッセージを自分ごと化しやすく購入に繋げた施策です。
※出典元:LINEヤフー for Buisness
※1:LINE Tagとは
〜顧客の声が活かされた事例〜
2.客単価や売り上げアップに貢献!澤井珈琲に聞く、ECモールにおけるLINE公式アカウント活用【株式会社澤井珈琲】
澤井珈琲の施策は、前述した株式会社デジタルカレージのようにカゴ落ちユーザーへメッセージ配信をすることで、ECモールでの購入を促すのはもちろんのこと、LINEの機能のひとつである応答メッセージを活用して、購入商品を迷うユーザーに対しておすすめ商品診断を実施しています。
この事例では購入までの過程に顧客も参加することで、顧客自身も楽しみながら自分にぴったりの商品を見つけられるという、新しい顧客体験の形です。
アンケートを実施したもののマーケティング施策や商品に反映できない、ということが起きないよう、消費者の生活の一部となっているLINEを活用することで、その場で顧客に適した商品を提案することが叶えられます。
※出典元:LINEヤフー for Buisness
〜顧客への細やかなリマインドを行った事例〜
3.LINE公式アカウントはメルマガの上位互換――売り上げ5倍を実現したEC企業の活用術【有限会社味源】
有限会社味源は、菓子類、麺類、健康食品など自社ブランド商品の製造・販売などを行なっており、近年は「自然の館」という屋号で、楽天市場やYahoo!ショッピングなどのECモールで商品を販売しています。また、Yahoo!ショッピングでは、毎週日曜日により高いポイント還元や割引セールが開催されています。そこで同社は1週間で最も売り上げが見込める=販促効果の高い日曜日に合わせて、段階的な配信を行いました。
①前日の土曜日にセールの事前告知
②当日の午前中にクーポン配信
③当日の午後に駆け込み購入を狙ったリマインド配信
上記のようにユーザーにとって有益な情報を小まめに配信することで、売り上げは5倍以上に増加しました。
この事例では、お得なセール情報について切り口を変えてリマインドしており、
一度だと見逃しがちな情報をこまめに発信することですることで、購買を後押しします。
LINEは高い開封率で多くの消費者の目に触れるため、複数回情報を届ける手段としても効果的です。
※出典元:LINEヤフー for Buisness
ここまでLINE公式アカウントを活用した、実際の販促事例をご紹介しました!
このようにLINE公式アカウントはさまざまな方法で販促に対応することができます。
・あとで買おうと一旦カゴにだけ入れた人
・購入商品を迷っていた人
・何度か商品やセール情報を見ることで購入意欲が掻き立てられる人
企業からのひと押しで購入に至る人は大勢います。
そのような方々にぜひLINE公式アカウントでアプローチしてみてください!
メッセージや機能を有効活用して友だちとコニュニケーションをとり、効果的な販促をしていこう
いかがでしたでしょうか?
LINE公式アカウントでできる、販促の活用事例を解説いたしました!
LINE公式アカウントを、積極的に販促施策にお役立て下さい。
「そうはいっても、ひとりで活用していくのは難しい」
「自社のアカウントに合った販促施策が思いつかない」
そんなときはぜひトーチライトにご相談ください!
トーチライトではLINEコンサルティングサービス「TeLAS」を通して、企業課題に合わせた戦略設計から施策の企画立案・実行までトータルサポートします。
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