コラム

LINE公式アカウントの友だちを増やすコツ

LINE公式アカウントの友だちを増やすコツ

LINE公式アカウントを運用するうえで、もっとも重要な存在となるのが「友だち」。
友だち追加をしてくれた顧客に向けて商品やイベントなどの情報を配信することで、その企業や商品について認知され、来店や購入してもらうきっかけを作ることができます。

しかし、LINE公式アカウントを運用する際に「友だちを増やすには、どのような施策をしたらよいかわからない」、「友だちを簡単に増やす方法はないか?」といった悩みを抱えている人が多くいるのではないでしょうか。
今回は、そんなお悩みを解決するヒントとなる「LINE公式アカウントの友だちを増やすコツ」を3つご紹介します。

TOPICS
なぜ友だちを増やすことが必要なのか?
たくさんの友だちを獲得できるスタンプ配布
リアル店舗やQRコードを利用して流入経路別の反応を計測
友だち獲得広告で効率よくアプローチ
おわりに

なぜ友だちを増やすことが必要なのか?

LINE公式アカウントを運用している企業で、「自社アカウントの友だち数をもっと増やしたい!」という目的のある場合はもちろんのこと、その他に「自社が配信したメッセージに好反応な友だちを増やしたい」、「顧客それぞれに合わせた情報を発信したい」という目的で運用している場合でも、友だちを増やす施策は定期的に行う必要があります。

 

既に友だち追加してくれている顧客が、その企業のLINE公式アカウントで発信している情報の関心度が下がった、アカウントの引き継ぎの都合などユーザー環境によりメッセージを届けることができなくなるケースがあるため、定常的に友だちを増やす施策を行わないと、友だち数がどんどん低下してしまうからです。

 

TwitterやInstagramといった他のプラットフォームでは、ユーザーは企業アカウントをフォローせずとも過去の投稿を確認してからフォローするか判断出来るのに対して、LINEは先日ローンチしたLINE VOOMを除き、友だちになることで初めてLINE公式アカウントから情報を受け取ることが出来るため、友だち追加してもらうための施策を実施しないと、情報をユーザーが受け取ることができません。一方で、一度友だちになれるとより深いコミュニケーションが可能になることがLINEの最大の強みでもあります。

 

アカウント運用を継続して行なうために、ブロックユーザーを減らす施策を考えるより、友だちを増やすための施策を定期的に取り入れて、届けたい情報を届けるべきユーザーに向けて発信できるようにすることが重要です。

たくさんの友だちを獲得できるスタンプ配布

「友だち数をもっと増やしたい!」という目的がある場合、LINEスタンプを配布することで、企業や商品を認知していなかった顧客が、LINEスタンプをきっかけに、LINE公式アカウントの存在を知り、友だち追加につなげることができる可能性があります。

 

ただし、友だち数を増やしたい時には非常に効果的である一方で、LINEスタンプ取得が目的で友だち追加したユーザーはブロック率が比較的高く、ターゲットとしている層の友だち以外も大量に入ってくる可能性があります。このような友だちに対しては、キャンペーンやアンケートから企業への興味・関心が高まるようなメッセージを配信する施策を併せて行なうことで、新たな層のファンを獲得することができます。

 

 

リアル店舗やQRコードを利用して流入経路別の反応を計測

顧客に対してLINEで友だち追加をする機会をたくさん提供しておくことで、皆さんが運用しているLINE公式アカウントの認知度向上や友だち数の増加が期待できますが、何がきっかけで友だち追加されたかを計測して、反応が良い施策は何かを分析する必要があります。

その方法のひとつとして、どこで誰が友だち追加されたのか、流入経路別の反応を計測することができ、友だち獲得施策として効果的な施策は何かを把握することができます。

 

最近、来店予約をする際にLINE公式アカウントの友だち追加が必要なお店や、お店に行くとLINE公式アカウントの友だち追加を促すQRコード付きのPOPをよく目にするかと思います。QRコードは複数発行することができるため、例えば店舗ごとに異なるQRコードを設置することで、LINEの管理画面からどのQRコード経由で誰が友だち追加されたかを把握することが可能になります。

 

また、DialogOne®︎※1といったメッセージングAPIに対応しているツールを利用して流入経路を計測すると、計測したデータを用いて流入元別にメッセージ配信を出し分けることが可能となるため、効率の良いメッセージ配信を行うこともできます。

リアル店舗では、友だち追加をすると割引やプレゼントといった特典を得られることや販売員が顧客に友だち追加を促し継続的なコミュニケーションのきっかけとなるなど、友だち追加をするきっかけと機会が多くあります。さらに、来店した顧客はその店舗に対して興味がある可能性が高いため、ブロック率が比較的低いことも特徴のひとつとして挙げられます。

 

引用
※1:「DialogOne®︎(ダイアログワン)」とは、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社が提供しているLINE APIに対応したメッセージング管理ソリューションです。
https://solutions.dac.co.jp/dialogone

 

 

友だち獲得広告で効率よくアプローチ

LINE広告を使って友だちを増やす方法も効果的かつ効率のよい手法のひとつです。

友だち追加ごとに課金されていく広告を活用することで、アカウントとの親和性が高いユーザーに向けて広告を配信することができます。

 

引用:LINE Business Guide 2023年4月-9月期

 

 

LINE広告では、クロスターゲティングの機能を用いて、LINE公式アカウントのメッセージ配信の結果を基に類似拡張した広告配信が可能です。

メッセージ配信の反応が良かったユーザーセグメントに近しい属性の顧客に広告を配信することで、興味・関心が高い可能性があるユーザーを効率的に集めることができます。

 

例えば、メッセージにクリックしたユーザーのセグメント群を作成すると、そのセグメントに近しいユーザーに向けて広告を配信するため、メッセージへの反応が良いユーザーに対して効率よくアプローチすることができます。

店舗に来る顧客とは違う層のユーザーにアカウントの存在をアピールすることができることも魅力のひとつかと思います。

 

 

おわりに

いかがでしたか?今回は、LINE公式アカウントの友だちを増やすコツを3つご紹介しました。

  • スタンプの配布
  • リアル店舗でのアピールと流入計測による分析
  • 反応の良い友だちと近しいユーザーに届ける効率の良い広告配信

 

上記のポイントを押さえ、友だち追加されやすい施策を日々模索していくことでただ友だちが増えるだけではなく、関心の高い友だちが集まる可能性が高くなります。

弊社では、ご紹介した友だち追加を促す施策のご提案と施策実施が可能ですので、お悩みの際はぜひご相談ください。

 

 

アカウントソリューション局

LINE公式アカウントの開設初期から、戦略立案・コンテンツ制作・配信サポート・レポーティング・APIツールを用いたカスタマイズ機能の提供などお客様の課題に合わせて総合的に支援します。

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