コラム
国内のアクティブユーザーが9,400万人※1、日本の人口約70%が利用しているLINE。
「LINE公式アカウント」は、企業向けサービスの1つであり、生活者と企業が直接接点をもつことができるコミュニケーションアプリです。利用企業が増えている昨今、「なぜLINEを活用すべきなのか」「活用することで企業のメリットはあるのか」など、疑問をお持ちのご担当者さまも多いと思います。
今回は「企業がLINE公式アカウントを使う3つのメリット」について、解説をしていきます。
※1 LINE Business Guide 2023年4月-9月期
顧客との信頼関係を築きやすい
LINEを活用することで、企業は自社の顧客と1対1のコミュニケーション(One to One コミュニケーション)が可能です。一斉配信ができるほかにも、チャット機能もあるため個別の相談や発信をすることもできます。
今までオフラインでの企業と顧客の関係は、企業が一方的に情報を発信することが主流でした。しかし、最近ではユーザーに合わせたパーソナルなメッセージを配信しなければ、企業価値や効果を上げることが難しくなってきています。
そんな中、LINE公式アカウントでは、家族や友人に連絡する感覚で、企業へ気軽にチャットのコミュニケーションをとることができます。このように、密接なコミュニケーションをしたりすることで信頼関係を構築しやすいのは最大のメリットです!
また、他SNSはタイムライン上に企業の情報が表示されるため、上下に他のユーザーや企業の情報が目に入りますが、LINE公式アカウントのチャット機能は企業のメッセージのみが表示されるため、ほかの情報に邪魔をされないのもポイントのひとつです。
生活習慣の中に入りやすい
かつて人々のコミュニケーション手段は電話やメールでしたが、今や日本では「LINE」を使用する生活者が増え、欠かせないツールとして確立されています。
LINEは友人や家族など利用者同士のコミュニケーションツールや生活に必要な機能を提供することで、様々なシーンで日々利用されています。
しかもユーザーのうち、男女ともすべての年代で6割以上が毎日LINEを利用しています。この日常生活に溶け込んでいるプラットフォームの中で、友人や家族とコミュニケーションを取るのと同様に、企業からのメッセージをスムーズに受け取ることができます。
LINEを活用する子で顧客とフランクなつながりをもち、より近い距離で情報を届けることを可能にします。
友だちひとりひとりに合わせたコミュニケーションが可能
顧客のニーズが多様化している現在、同じメッセージを顧客全員に伝えることよりも顧客ひとりひとりに合わせたマーケティングが必要とされています。
LINEは顧客のデータを活用することで、友だちひとりひとりに合わせた情報発信やコミュニケーションをとることが可能です。顧客との接点が非常に多く、LINE公式アカウントやミニアプリを通して顧客のデータを取得することができることも特徴のひとつです。
ここ数年、企業におけるデータの管理・活用方法が重要視されていますが、LINEは携帯端末に紐付いてアカウントが作成されるため、顧客毎のデータ(以下、ユーザーID)を管理・使用することができます。
LINE公式アカウントで発信したメッセージは、メッセージに対するクリックデータや、アンケートの回答データ、流入経路などの計測ができ、これらをユーザーIDに紐づけて取得/管理することも可能です。※ユーザーIDの連携はAPIツールが必要
どのメッセージがユーザーからの反応が良かったのかを確認することもできますし、顧客ひとりひとりのアカウントに対するファン度も測定することが可能です。
例えば、アンケートを実施し年齢に応じたメッセージ配信を行ったり、前回のキャンペーン情報をクリックしたユーザーのみに2回目のキャンペーン情報を送ったりするなど、ユーザーのステータスや属性に合わせた情報発信ができます。
顧客ひとりひとりに合わせたメッセージ配信をすることで、顧客のファン度に合わせた有益な情報を届けることができます。また、これらを実現することで効率的なサイクルを生み出し、マーケティング施策を最適化することが可能です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は「企業がLINE公式アカウントを使う3つのメリット」を説明いたしました。
LINE公式アカウントの活用をご検討されている方はぜひご参考くださいませ。
読まれている記事を見る