コラム

最近なにかと話題のTwitter。
今も変わらず多くのユーザーがTwitterを活用しており、変わらぬ盛り上がりを見せています。またユーザーだけではなく、企業もマーケティングやブランディングなどの目的で活用されています。
皆さんもTwitterのタイムラインやトレンドを見ると、Twitterキャンペーンを必ずと言ってもよい程見かけるのではないでしょうか。
企業はなるべく多くのユーザーに注目され認知してもらうために、キャンペーンの内容や対象のツイート自体にさまざまな工夫を凝らしています。
企業がTwitterキャンペーンを実施することが当たり前となったいま、「ただのフォロー&リツイートキャンペーンじゃつまらない…」「もっとユーザーに楽しんでもらえるキャンペーンを作りたい!」といった企画に悩まれている方が増えています。
今回はそんな悩みを抱えている方に向けて、もっと多くのユーザーとコミュニケーションを取るために、いつものツイートにプラスの工夫をすることでより効率の良いキャンペーンに生まれ変わるポイントをいくつかご紹介します。
ウェブサイトカードを付けてサイト遷移を簡単に
まずは、キャンペーン実施時に大切な要素のひとつである画像や動画などのメディアを工夫するポイントをご紹介します。
ツイート内に画像や動画をカードとして表示し、それをタップしたユーザーを事前に設定したリンク先へ誘導できる、ウェブサイトカードを活用する方法です。 画像や動画を付ける必要があるので、テキストだけのツイートより視認性が高まります。
ウェブサイトカードには大きく2種類あり、画像をカードに使用する場合は「画像ウェブサイトカード」、動画の場合は「ビデオウェブサイトカード」と呼ばれており、Twitter広告の管理画面で誰でも作成可能です。
このウェブサイトカードを利用すると特設サイトや公式サイトに誘導することができるので、ユーザーは改めてキャンペーンの詳細を知ることが容易になり利便性が高まります。
企業はウェブサイトカードを付けることでテキストにURLを付ける必要が無くなり、限られたツイートの文字数を有意義に使うことができます。Wチャンスの応募促進や次回のキャンペーンの予告など使い方によって参加者の期待を高めることもできますよ!
また、ウェブサイトカードはキャンペーンの対象ツイートだけではなく、インスタントウィンなどの自動返信を利用してリプライにも付けることをおすすめします。Twitter APIを使ったツールが必要ですが、参加してすぐに届いたリプライはユーザーが確認する可能性が高いので、ウェブサイトカードからWebサイトに遷移されやすくなるのです。
カルーセルを活用して目を惹くツイートづくり
前述したウェブサイトカードを6枚まで設定できるカルーセル※1という機能を活用するのも、とても有効です。
カルーセルは左右にスワイプすることで、次々と画像が出てくる仕様になっており、ユーザーの目を惹くことができます。
※1:カルーセルを活用しよう
また、メディアごとに下部に表示される見出しとURLを設定できるので、さまざまなWebサイトのページに遷移させることができます。これまでWebサイトに誘導して見せていた内容を、ツイート上にも少し見せることで、興味関心のポイントをひとつ前にもってくることができます。
カルーセルには、複数の商品や機能をスライドで見せたり、起承転結でストーリーを展開させたりする方法があります。メッセージの伝え方の幅をさらに広げることができるので、ぜひ試してみてください。
さらに、カルーセルはユーザー自身がスワイプして複数のメディアを見るため、「次は何が出てくるんだろう?」というワクワク感や楽しみを与えることができます。それだけではなく、気になる商品のカードをタップするだけですぐに詳細が確認できるので、気に入ったものはそのままWebサイト上で簡単に購入することもできるのです。
ユーザーも企業もメリットが多いこの機能もTwitter広告の管理画面で作成することができるので、いち早く取り入れていただきたいです!
Twitterキャンペーンでカルーセルを活用する場合は、自動返信を活用することをおすすめします。Twitter APIツールが必要となりますが、自動返信でカルーセルを使用することで参加ユーザーにポジティブな印象を与えたり、複数のウェブサイトに遷移させたりすることができます。
またタイムラインで表示されているツイートより、自分宛に届くツイートの方がユーザーの注目度が高く、遷移してくれる可能性が高いです。
「引用ツイート」でキャンペーンに参加
Twitterキャンペーンに参加するためには、ユーザーが対象のツイートにリツイートやハッシュタグ投稿といったアクションをする必要があります。
特にフォロー&リツイートキャンペーンは、リツイートボタンを押すだけで参加できるというハードルの低さが特徴ですが、インセンティブ目的の参加ユーザーが多いことも事実です。皆さんはユーザーに対して、ただキャンペーンに参加するのではなく、「商品やサービスにより関心を持って参加してほしい」と感じたことはありませんか?
ユーザーとより密なコミュニケーションを取りたい場合におすすめなのが、対象のツイートを引用ツイートすることでキャンペーンに参加する方法です。
引用ツイートはリツイートにコメントを加えて投稿できる機能で、キャンペーン参加の条件として活用するとユーザーの声をダイレクトに集めることができます。
コメントは制限なく自由度が高いので、ユーザーそれぞれが個性を出したり、ありのままの気持ちを書いたりすることができるのも魅力のひとつです。感想や要望、今思っていることをユーザーにコメントしてもらうような企画の際にぜひ使っていただきたいです!
コメントの内容を収集して、その商品やサービスに対するユーザーの意見を直に知ることができるので、今後の販売戦略にも活用できます。
また、Twitter APIを利用すると、引用ツイートで集まったコメント内容の収集や、引用ツイート対して自動返信をすることもできます。他のキャンペーンと差を付けたい方はぜひお試しください!
おわりに
いかがでしたか?
今回は少し工夫を加えることで、ユーザーとのコミュニケーション方法の幅がぐんと広がるようなポイントを3つご紹介しました。
これらを取り入れることによって、数多く存在するキャンペーンの差別化を図る効果も期待できるので、参考になると嬉しいです。
今回もTwitter APIを使った機能が一部ありましたが、「そもそもTwitter APIを使ったキャンペーンとは何だろう?」と感じた方は、以下の記事もあわせてご覧ください!
APIを活用して手軽にできるTwitterキャンペーンの手法を紹介
Twitterキャンペーンツール「karabiner(カラビナ)」
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